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2012年05月12日 12:53

小さい頃、子会商店街の近くに
父親が出した小さい美容室


その美容室の上には小さい部屋があって
そこにはパーマ液が入っていた
段ボール箱がたくさんあって

僕はその段ボール箱を切り刻んだり
何かの絵を描いたりガムテープでつなげてみたり
色んなものを作っては一人で遊んでいた

思えばその頃から何かと作り出すのが大好きで
それを母親に見せては自慢して頭を撫でられていた


ん?

もしかしたら褒められるのが
大好きだったのかもしれないけど
色んな意味でその美容室の風景が頭から離れない

鼻につくようなパーマ液の匂い
スプレーが舞って白けて見えた店内
鏡にうつるお客様
家では見る事が出来ない親の表情

僕は退屈するとお店のドアを裏側からそーっと開けて
店内の様子を眺めていた


子飼にあった美容室のその鏡は
今も僕のお店でたくさんの素敵なお客様を映しています






そして明日は母の日

色んな事を思い出すなー



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